ジェットスター・ジャパンは14日、都内で報道機関向けに事業戦略発表会を開催し、就航10周年に向けた取り組みを発表しました。
【公式URL】
ジェットスター・ジャパン 飛べ飛べエビバディ!
ジェットスター・ジャパンは2012年7月に首都圏初のLCCとして運航を開始し、以来10年に渡って新たな航空需要の創出に努め、2022年3月には累積旅客数3,935万人を記録。まもなく4,000万人の大台に到達する見込みです。
コロナ禍を"耐え"、回復基調が鮮明に
ジェットスター・ジャパン代表取締役社長 片岡優氏 2020年から始まったいわゆる"コロナ禍"においては、「2年間、ずっと耐えてきた」と語るジェットスター・ジャパン代表取締役社長 片岡優氏。
数度に及ぶ感染拡大に伴う需要低迷を乗り越え、2021年夏以降は需要が回復基調で、2022年3月からは回復が鮮明となり、4月には運航率98.9%とほぼ計画通りの水準まで回復。ゴールデンウィークシーズンも計画通りの運航が予定され、好調が期待できる状況となりました。
ジェットスター・ジャパンは、就航10周年という大きな節目、そして「ウィズコロナ」「ポストコロナ」を見据えた成長戦略を発表しました。
新ブランドキャンペーン「飛べ飛べエビバディ!」
Jetstar 飛べ飛べエビバディ!キャンペーン 需要の回復基調に合わせ、導入を進めてきた新型機 エアバスA321neo(LR)を7月1日から国内線に投入することを決定し、同時にこの新型機を起爆剤としたキャンペーン「飛べ飛べエビバディ!」を開始します。
A321neoLRと客室乗務員さん 新型機A321neo(LR)は、従来のA320型機からデザインを変更。機体腹部から尾翼にかけて、コーポレートカラーであるオレンジを大胆に配色したデザインとした。
機体仕様も従来の180席から238席に大幅に増えたほか、燃費効率約15%向上、CO2輩出20%削減、エンジン静粛性向上、塗装重量最大30%削減に加え、航続距離も延長されていて"中距離LCC"として運用できる仕様になっているが、まずは国内幹線(成田ー新千歳/福岡線)で運航を開始します。
新型機の定期便運用開始の前日6月30日には、就航10周年キャンペーンの目玉企画として、成田発着周遊フライト「初乗りエビバディ!」を催行します。(販売は5月24日から)
[関連ページ]
ジェットスター、新型機A321neo(LR) 周遊フライト「初乗りエビバディ!」6月30日催行決定!1名10,000円から
成田3タミ拡張で利便性が大幅向上
成田3タミ 新出発ロビー 4月21日には、ジェットスター・ジャパンの拠点である成田国際空港第3ターミナルの拡張工事により、フロア面積が拡大し、自動チェックイン機・自動手荷物預け機が増設された新チェックインカウンターでの運用が開始されます。
同社が進めてきたコンタクトレス化、搭乗手続きのセルフサービス化を強化し、オンラインチェック率のさらなる引き上げを図ります。
JALと連携強化など新施策次々と
Jetstar×JAL マイレージ連携拡大 このほか、次世代アプリの開発(今夏予定)、JALとのマイレージ連携拡大、ヤマトHDやJALと共同で貨物専用便の運航、新たな「飛べ飛べキャンペーン」として新運賃販売やバウチャープレゼント企画など予定しています。
[関連ページ]
JALとジェットスター、マイレージ提携を拡大!ClubJetstar年会費支払いやフライトバウチャー交換、特典航空券もお得に