ジェットスター・ジャパン、新路線 成田－庄内線が就航！初の東北路線

ジェットスター・ジャパンは1日、新路線 東京(成田)－庄内線の運航を開始しました。同社初の東北路線で、庄内空港にLCCが就航するのもこれが初めて。

【公式URL】ジェットスター・ジャパン

　新路線の運航スケジュールは、成田発庄内行きGK777便が成田を13時00分に出発、庄内に14時05分に到着。庄内発成田行きGK776便が 庄内を14時50分に出発、成田に15時55分に到着するスケジュールで、1日1往復を運航する。運賃はエコノミー(Starter)で片道4,490円から。

ジェットスター・ジャパン 成田－庄内線 運航スケジュール
・2019年8月1日(木)から
GK777 東京(成田) 13:00 - 庄内 14:05 毎日
GK776 庄内 14:50 - 東京(成田) 15:55 毎日

　庄内空港は、ANAが国内線の羽田線を1日4往復運航するのみの独占状態が続いていましたが、ジェットスター・ジャパンが成田線を1日1往復で参入。ジェットスター・ジャパンとして初めての東北路線であるとともに、庄内空港としても初のLCC就航になりました。

GK777初便を放水アーチでお出迎え

　8月1日の就航当日には、庄内空港ロビーで就航セレモニーが開かれ、成田からの初便到着時にはウォーターキャノンで就航を歓迎しました。庄内発のGK776初便の搭乗客には、吉村県知事と片岡社長、客室乗務員、ジェッ太くんらから記念品がプレゼントされました。

ジェットスター・ジャパン代表取締役社長 片岡優氏
　ジェットスター・ジャパン代表取締役社長の片岡優氏は「本日から庄内と成田を結ぶ低運賃の気軽な空の旅がはじまり、庄内の空の旅が変わります。今回の就航を契機として、首都圏や海外からより多くの観光客の方にお越しいただくことを期待しております。庄内地方在住の皆様にとりましてもジェットスターの低運賃の旅で首都圏や海外がより身近になることを期待してます」と述べました。

山形県知事 吉村美栄子氏
　山形県知事の吉村美栄子氏は「山形県にとって念願のLCC就航。県民の皆様の利便性が大いに高まり、新たな選択肢が広がったと感じています。庄内地域は観光資源が豊富な地域で、さらに米どころ酒どころでもございますので、美食美酒の宝庫でもあります。こういった強みを生かし、日本の表玄関の成田空港とつながることが大きな意味を持つと思っています。庄内地域、ひいては山形県の発展の起爆剤になるものと期待してます。県と地元はもちろんのこと、経済界や観光団体一丸となって、利用拡大に力を入れて育てていきたい」と述べました。

庄内空港で就航セレモニー 出席者記念撮影
記者の囲み取材に応じる吉村知事と片岡社長
庄内空港マスコットキャラクターの「まめうさ」
成田からのGK777便が庄内に到着
成田からのGK777便が庄内に到着
GK777初便を放水アーチでお出迎え
GK777初便を放水アーチでお出迎え
GK777便が1番ゲートに到着
庄内空港で成田行き初便のチェックイン開始
庄内発GK776初便の搭乗開始
GK776便の搭乗者をお見送り
GK776初便搭乗者へ記念品進呈
GK777初便搭乗者プレゼント品
　初便搭乗者プレゼント品の中身は、まめうさグッズ（ミニポーチ、クリアファイル、えんぴつ）、初便登場証明書(GK776)、ジェットスターグッズ（7周年リングノート、サングラス、手ぬぐい、7周年うちわ）、就航記念プリントのオランダせんべい、でした。

[搭乗ミニレポ] 庄内線のフライトは約1時間ととても短い

　就航初日、庄内空港から成田行きGK776便に搭乗しました。成田－庄内線は所要時間で約1時間5分、フライト時間で約40分と非常に短いフライト。

GK776初便の客室乗務員さん
庄内線初便の客室乗務員さんは全員東北出身者
　安定高度に達してから着陸態勢までの時間が他の路線に比べて短いため（およそ25分間）、機内サービスは予約した機内食やバウチャーを持っている方への提供のみで、機内食のジェットスターカフェや交通チケット販売は行われませんでした。機内食のチキンカツカレーをどうしても食べたいという人は事前予約で。

GK776便が成田に到着
　あっという間のフライトで拍子抜けするほど近くなった山形・庄内地方。ジェットスターが日本の空をまた１つ快適にしてくれました。みなさんも是非、庄内の米、酒、だだちゃ豆、メロンなどを堪能しに行ってください。