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ZIPAIR、初の旅客便 成田-ソウル線 本日10月16日運航開始!年内のホノルル線就航に意欲

2020年10月16日
日本航空系LCC「ZIPAIR Tokyo(ジップエア・トーキョー、以下ジップエア)」は、同社初の東京(成田)-ソウル(仁川)線の旅客便を本日10月16日から運航を開始しました。

【公式サイト】ZIP AIR Tokyo

 運航スケジュールは、就航当日の10月16日で、成田発仁川行き ZG41便が 成田を9時15分に出発、仁川に11時50分に到着。折り返し、仁川発成田行きZG42便が仁川を13時30分に出発、成田に15時55分に到着する。運航頻度は週2往復(火金)、10月25日以降の冬ダイヤからは週3往復(火金日)。

 航空券は夏ダイヤ期間の10月16日から23日分についてはすでに販売を開始しており、冬ダイヤの10月24日から11月29日分については本日10月16日18時から販売を行います。

旅客便就航を放水アーチで祝福


 就航初日、成田空港第1ターミナル北ウィングでは就航セレモニーが開かれました。

 ZG41初便の搭乗者数は2名で、搭乗率は0.7%。10月8日から韓国との渡航制限が一部緩和された直後とはいえ厳しい数字です。ジップエアは航空需要の回復を見据え、困難に立ち向かう強い意志を見せた旅客便開始となりました。

株式会社ZIPAIR Tokyo代表取締役社長 西田真吾氏株式会社ZIPAIR Tokyo代表取締役社長 西田真吾氏
 株式会社ZIPAIR Tokyo代表取締役社長 西田真吾氏は、就航式典で「いよいよ、本日、私どもジップエアは、旅客便の就航を始めさせていていただきます。2018年に会社をおこし、中長距離LCCを飛ばすんだ、そして太平洋を渡る初のLCCを、こういう高い目標を掲げて、社員を募り、訓練、準備を進めてまいりました。これまで順調に準備を進めてまいりましたが、最後の第4コーナーを回ったところで、多くの方々が厳しい困難に直面しているように、私どももコロナの影響を受けております。しかしながら、ここまで社員が厳しい日を一緒に乗り越えてくれて、本日旅客便を就航させていただくことになりました。私共のサービス、商品を、本日より皆様にご覧いただけることとなりますが、私が一番皆様にご覧いただきたいのは、厳しい訓練準備を重ねてきた社員です。私共の姿をご覧いただいて、これだったら自分らしい旅ができそうだ、快適に過ごせそうだと必ず感じ取っていただけると思いますので、是非、ジップエアをご覧いただいてお選びいただきたい」とあいさつしました。

 また、初便出発後の記者会見では、ホノルル線就航について「10月5日にETOPSの許可を頂き、ひとつの大きな関門を潜り抜けた。10月25日の冬ダイヤ開始後の11月の早い段階にはReadyの状態にする。年内は十分に行ける」と就航準備が強い意欲を示しました。

 今日の旅客便の搭乗者数については、「(ジップエアの)ビジネスモデルとして、旅客収入と貨物収入と合わせて路線を維持していこうと考えている。航空貨物の需給環境がこのままいくのであれば、日韓間は搭乗者の多寡にあまり影響を受けずに維持できる」とコメントしました。

ジップエア 成田ーソウル旅客初便に放水アーチで祝福ジップエア 成田ーソウル旅客初便に放水アーチで祝福
 成田発ソウル行き旅客初便は放水アーチで祝福を受け、定刻通りにソウルへ向けて飛び立ちました。

ジップエア 客室乗務員さんらのZサインジップエア 客室乗務員さんらのZサイン
 客室乗務員さんらが披露した初々しいZサイン?ZIPポーズ? 決めポーズを作るのもLCCのスタンダードモデル。実際にやってみると相当難しい。

ジップエア 成田ーソウル旅客初便 搭乗ゲート前ジップエア 成田ーソウル旅客初便 搭乗ゲート前

ジップエア 初便搭乗者へプレゼントジップエア 初便搭乗者へプレゼント
 成田発ソウル行き初便搭乗者には、ジップエアオリジナルのステンレスストロー、ネックストラップ、ステッカー、7Rコンフェクショナリー製のZIPAIRの機体をかたどったオリジナルチョコレート「Z_CHOCOLATE」、成田空港フライトタグが贈られました。

ジップエア 旅客便就航への道のり


 ジップエアは、日本航空100%出資の子会社で、中長距離国際線を扱うLCC(格安航空会社)です。現時点で日本国内には中長距離を運航できる機材をもつLCCは他にありません。(海外の同様のLCCには、エアアジアX、スクートなど)

 当初の就航計画では、2020年5月14日に成田-バンコク(スワンナプーム)線を、7月1日に成田-ソウル(仁川)線を就航する計画で準備が進められていましたが、新型コロナウィルスの感染拡大による影響で就航延期が決定。6月3日から成田-バンコク(スワンナプーム)線が乗客を乗せずに貨物便で運航を開始し、LCCとして世界的に類を見ない運航形態で話題となりました。その後、9月12日には成田-ソウル線も同様に貨物便で運航を開始しました。

 ジップエアは設立時から「太平洋を渡るLCC」を目指しています。コロナ禍で困難な状況下、貨物便での運航実績を重ねることで、7月には米運輸省の外国航空運送事業者認可を取得、10月5日には保有機材のボーイング787型機のETOPS認可を取得など必要な準備を進め、2020年冬ダイヤ期間の2020年内には成田-ハワイ(ホノルル)線の就航を計画しています。

 なお、10月15日から運航を開始した成田-ソウル線では、搭乗できるのはビジネストラック、レジデンストラックの対象者のみで、観光目的の往来については再開の目途はたっていません。

ZIPAIR 成田-ソウル線 旅客便就航


【就航日】
2020年10月16日(金)から

【運航スケジュール】
・2020年10月16日から10月23日まで
ZG41 成田 09:15 - 仁川 11:50 火金
ZG42 仁川 13:30 - 成田 15:55 火金
・2020年10月24日から2021年3月26日まで
ZG41 成田 08:40 - 仁川 11:15 火金日
ZG42 仁川 12:40 - 成田 15:05 火金日

【運賃】
ZIP Full-Flat:片道30,000円~
Standard:片道8,000円~
U6 Standard(6歳以下):片道3,000円(定額)

【使用機材】
ボーイング787-8型機
(2クラス290席。フルフラットシート「ZIP Full-Flat」18席、エコノミー「Standard」272席)